【筋トレ初心者に向けて】筋トレにはいくつかの種類があります。まずはそれを理解しよう

筋トレを続けられるか不安なあなたへ

れから筋トレを始めようと思っている人へ。まず大事なのは「筋トレで体がいつころ変わってくるのか?」「どれくらい続ければマッチョになれるのか?」と考えることではありません!

逆に、途中でやめない方法はなんなのか?を知ることです。筋トレを続けることはとても大変です。しかし、途中でやめないことはどうにかなります。同じことを言っているようですが、観点がまったく違います。

例えば筋トレを続けていると、必ず次のような迷いにぶつかり、続けるモチベーションが低下して結果的にやめてしまいます。

  • 筋トレを続けていても、体つきが全く変わらない
  • ジムに通っているけど、正しいやり方が分からない
  • これらに時間をかけることが無意味に感じる

では、これらに打ち勝つにはどうしたら良いのか?それをまとめていきたいと思います。

筋トレにもいくつか種類がある

これは24年筋トレを続けている私の持論なので、そのように理解していただけるとありがたいです。筋トレにはずばり3種類の大きなカテゴリがあると思っています。
それは、

  1. 運動としての筋トレ
  2. ダイエットとしての筋トレ
  3. マッチョになる筋トレ

です。これらをまとめて同じ「筋トレ」として語ると、どうしてもいろいろと話にズレが生じてきます。では、それぞれでどのような違いがあるのか簡単にまとめてみます。

運動としての筋トレ

これは単に体を動かすことを目的とした筋トレです。もしかすると筋トレという言葉自体が当てはまらないかもしれません。マシンやダンベルを使っているので筋トレと呼ばれますが、多少の違和感があります。

ジムで年配の人が、軽めの重量で20回以上も反復しているのを良く見かけませんか?これは決して筋肥大を目的とした筋トレではありません。ある程度の負荷や刺激を筋肉に加える運動です。

代表的なものをあげると、女性専用ジムのカーブスがこれに当てはまると思います。決して重い重量を扱わず、適度な筋肉刺激を続ける「運動」を繰り返すジムです。

ダイエットとしての筋トレ

いわゆるカッコよくやせる、筋肉が適度につき脂肪が少ない体を目指す筋トレです。一般的にはこのカテゴリを目指す人が一番多いのではないでしょうか。

具体的にはいまの女子競技の人たちのレベルを目指す感じです。筋肉は適度で体のラインを重要視し、脂肪は落としすぎない。下の写真の方は本当に理想的な仕上がりですね。ここまで脂肪を落とすのは相当なご苦労があったと思います。「ダイエットとしての筋トレ」の完成形です。

マッチョになる筋トレ

とにかく筋肉の大きさを目指す筋トレです。または筋肉の美しさを求めるボディメイクです。ボディビルやフィジーク選手にあこがれ、大きいが正義のカテゴリ、いわゆるガチ勢です。

筋トレで失敗する人の中には、いきなりこのゾーンを目指して挫折する人も多くいます。美しいマッチョになるためには、筋トレだけをやっていれば良いというわけではありません。筋トレの技術、筋肉の知識(解剖学)、体の仕組み(生理学)、そして食事の内容(栄養学)をベースに、ほかにもいろいろな生活習慣に注意しなければなりません。

このような体になるには、まずは下積みで勉強を続けていくことが最大の近道です。

筋トレを続けるためには

さて、ここでは筋トレ=「ダイエットとしての筋トレ」として、筋トレを続けるための方法をまとめたいと思います。どうしても筋トレ=筋肉を大きくする、と意識しがちです。筋肉はすぐに大きくなりませんが、脂肪はあるていど早く落ちていきます。

人間は何も変化がないものを長く継続することはなかなかできません。途中でつまらなくなってしまいます。

そこで初心者の人は、まずは脂肪の変化を追ってください。
X 筋肉が増えた
◯ 脂肪が減った

脂肪の計り方は簡単です。毎日体重を測定し、日々の重さを記録して変化を確認するだけです。筋トレを続けていれば、原則として筋肉は減りません。そこで体重が減っているのであれば、自ずと脂肪が減っていると推測できます。

とにかく体の変化を客観的に感じて、筋トレを続けるモチベーションに変えることが重要です。

それがいつしか習慣となり、次のステップへと進む重要な役割となるのです。これらの変化を自分で意識できることで、結果として「途中でやめない」ことに繋がっていきます。

初心者向け筋トレまとめ

初心者のうちはとにかく「いきなりマッチョを目指さない」「体重の減りにフォーカス」するを心がけてください。

それと最初のうちは、筋トレに慣れていないと何をやるにも挙動が安定しません。まずは軽い重量でしっかりと安定した挙動をキープできるように注意しましょう。最初の段階で、きちんとトレーナーに正しいフォームを教えてもらうことが大切です。

筋トレを始めると、どうしても「筋肉がついたか」という目が自分でも周囲からも気になるものです。数ヵ月での筋トレでは外からの見た目で分かるほど筋肉は大きくなりません。

ぜひここまでのロジックを理解した上で、この初心者期間を脱出し筋トレで変わった体を手に入れてください!

他にも初心者向けにまとめた投稿がありますので、参考にしてください。
初心者が注意すべきコトまとめ
初心者のためのプロテイン【選び方編】
初心者のためのプロテイン【飲み方編】