超簡単!初心者におすすめ セット間の思考で筋トレの質が向上する
筋トレで1セットが終わったら、ただ休むだけになっていませんか?とてももったいないことです。
これは初心者向けといいますか、初心者の頃からぜひ身につけてもらいたい思考、ルーティンです。中級者でもやってない人はぜひ取り入れてください。筋トレの質が格段に上がると思います。
セット間でぜひやったほうが良いこと
セット間のインタバール中にぜひやって欲しいこと、それは
「今やったのセットの復習と、次にやるセットの予習です」
いわゆるPDCAをセットごとに実施するイメージです。とにかく、セットが終わったら時間が過ぎるのを待つだけ、ただ休むだけではなく、今やったセットの反省または良くできた点のおさらいをしましょう。
例えば、
- 狙った部位にすごく入った or 全然入らなかった or イマイチ入りが鈍い
- 関係ない部位に入った or 少し痛みがあった or 負荷がかかり過ぎた
- 頑張ればもう一回できた or 最後は反動を使いすぎて危なかった
など、1セット終わって感じる情報というのは非常に多岐にわたりホットで重要な体感です。
これをトレーニングの向上に役立てないのは本当にもったいない! ぜひ次のセットで改善、またはさらに伸ばせるように活用しましょう。
どのように次のセットで役立てるか
では具体的にどのように改善を進めたら良いでしょうか。初心者のころですと、なかなか次に繋げるイメージも湧きづらいかもしれません。
何点か例を挙げてみますので、いろいろ自分なりに試行錯誤をしてみてください。
例えばベンチプレスを1セット終えて、
胸に負荷が入った気がしない
- 重量を少し上げてみよう
- 胸の収縮がきちんとできていない?下ろす位置を調整しよう
- 腕や肩に疲れが出ている胸で上げるようフォームを見直そう
- ブリッジが組めていない?姿勢を見直そう
胸に気持ちがいい達成感がある
- 肩や腕に負荷がかかってないようなら、重量や回数を上げてみよう
- もっと胸の収縮を意識して、より効かせてみよう
- 下ろす位置を変えてみて効きが向上するか試してみよう
- ゆっくり挙動させ、さらに収縮を意識してみよう
など、いくらでも反省点や次に試したいことは出てくるはずです。
反省点が見つからないほどうまく挙動ができたら、次のセットではさらに上の重量やパフォーマンスを目指しましょう。
もちろん、正しい改善点を見出すためには筋トレに関する基本的な知識は必要です。
その中でも特に必要な基礎知識として「解剖学」は絶対に外せない要素です。フォームがどうこう、回数がどうこう言うよりもまずは「解剖学」です。
解剖学というと難しいイメージがあるかもしれませんが、筋肉がどのように付いていてどういう働きをしているかを知るだけです。
これって、筋トレをしていたら当たり前に知っていたほうがいいと思いませんか?
自分のカラダのことですし、決して難しいことではありません。筋トレをしていれば必ず興味が湧く分野なのですんなりと学べますよ。
セット間での思考まとめ
とにかく、トレーニング中はもちろんですがセット間のインターバルでも気を抜かずに、集中してトレーニングを継続することが成長のためには重要です。
もしセット間で解決できない問題があれば、それは持ち帰って宿題としましょう。
1日のトレーニングの反省、次のトレーニングへ向けての課題改善も一つの大きな成長要因です。
何も考えずに、ただ重りを動かしているだけでは全然面白くありません。成長や目標があってこそ、そこに筋トレの楽しさがあります。(※これが分かっていないので、普通の人は筋トレの何が面白いの・・という考えになりますね)
自分のなりたいカラダに向かって、ぜひ日々のトレーニングに真剣に向き合ってください!