初心者のためのプロテイン【選び方編】

whey protein

ロテインをいざ飲み始めようと思っても、種類が多くて最初はどれにしようか迷ってしまうでしょう。プロテインを選ぶ基準としては主に以下のような感じでしょうか。

  • 効果が高い
  • 値段が安い
  • 飲みやすい

これらを考慮して、ずばり選ぶべきプロテインをご紹介します。

選ぶべきプロテインの種類

プロテインについて調べていると、動物性タンパク質のホエイやカゼインプロテイン、植物性タンパク質のソイプロテインなどの説明をよく目にすると思います。が、いろいろ説明されたところで、それでは自分はどれを選ぶべきかというのも、なかなか分からないかもしれません。

ここでは、ながながとした説明は省いて、まずは選ぶべきプロテインは「ホエイ(Whey)のWPI製法」と覚えてください。WPI製法ではなく、WPH製法のほうがより良いのですが、値段が少々高くなりますのでトータルコストパフォーマンスとしてWPIをお勧めします。

前述の「効果が高い・値段が安い・飲みやすい」を踏まえたとき、総合的にこの「ホエイ(Whey)のWPI製法」が基準となります。まずは、このプロテインから始めて、より自分の体つくりの目的や体調などに合わせて取捨選択していけば良いでしょう。

この「ホエイ(Whey)のWPI製法」プロテインの特徴を一言でいうと、タンパク質が高濃度で吸収しやすく、お腹の調子をくずしにくいということです。

プロテインの選び方

選び方の基準としては、基本的にはタンパク質の含有量、そして価格がメインとなります。もちろん、その他の成分やタンパク質自体の品質・吸収の良さなどで効果も変わってきますが、プロテインの目的を「筋肉を増やす」としているのであれば、まずはタンパク質の量に着目していれば問題ありません。

それと、次に大事になってくるのは「味」でしょうか。私は味付けに用いる混ぜものが嫌いなのと、味が付いている方がナチュラルよりも高くなるので、基本的にナチュラルしか飲んでいません。慣れてしまえばナチュラルでも飲み続けられますが、決して美味しいものではありませんので、苦手な場合は味付きのプロテインを選びましょう。

*2019年10月追記
しばらくのあいだ味がついていないプロテインを飲み続けていましたが、さすがに飽きてしまいました笑。最近はダブルリッチチョコレート味をずっと飲んでいます。

ショップによって価格に差があります。5lbs(ポンド)7,000円が購入ラインで独自ポイントやキャンペーンなどの条件があればそれを加味して検討してください。6,500円くらいまで下がっていればかなりお買い得です。

*2024年04月追記
円安や原料高、原料不足の影響でプロテインはかなり高騰してしまいました。現時点での目安としては5lb(5ポンド)ボトルなら9,000円以下ならお買い得といった感じでしょうか。この辺りで高騰も止まってほしいものです。

味に関しては自分の好みで続けられるものを選べば良いと思います。通常は水に溶かしますが、どうしても飲みにくい場合は低脂肪牛乳でシェイクしてみるなど、いろいろ工夫すると良いでしょう。

私は最初はペットボトルの水を利用してプロテインを飲んでいたのですが、水代もそれなりに費用がかさむので、今は浄水器を通した水でプロテインを飲んでいます。浄水器はこちらを使っていて、コスパも良いのでおすすめです。

さて、それではタンパク質の含有量的にも、価格的にもお勧めできるプロテインをピックアップしてみます。ちなみに私は「バルクスポーツ アイソプロ(ナチュラル)を最近利用しています。海外のプロテインは驚くほど安い(日本製が高すぎる)ので、こちらも比較に入れてみました。

WPI製法のホエイプロテイン 比較表

※価格は編集時のものです

商品バルクスポーツ プロテイン WPI アイソプロ 2kg【WPI】グリコ パワープロダクション ホエイプロテインザバス(SAVAS) プロ WPIハイパワー バニラ味 粉末【40食分】 840gホエイ プロテイン ダブルリッチチョコレート
名称バルクスポーツ プロテイン アイソプロ 2kgグリコ パワープロダクション ホエイプロテイン WPIプレーン味800gザバスプロ ホエイプロテインGP バニラ味 840gOptimum Nutrition, ゴールドスタンダード 100%ホエイ、ダブルリッチチョコレート 2.27kg
価格7,512円6,900円5,400円8,991円
1gあたり3.8円8.6円6.9円4.0円
タンパク質量81.2%89.5%86.2%78.9%
成分25g(94kcal)
タンパク質20.3g
脂質0.5g
炭水化物2.1g
食塩相当0.15g
20g(73kcal)
タンパク質17.9g
脂質0.1g
炭水化物0.1g
食塩相当0.33g
カルシウム80mg
鉄0.6mg
マグネシウム29mg
ビタミンA 59㎍
ビタミンB1 0.34mg
ビタミンB2 0.36mg
ビタミンB6 0.34mg
ビタミンB12 1.2㎍
ビタミンC 27mg
ビタミンD 0.6㎍
ビタミンE 0.9mg
葉酸67㎍
バリン 1000mg
ロイシン 2480mg
イソロイシン 1092mg
21g(78kcal)
タンパク質18.1g
脂質0.3g
炭水化物0.8g
ナトリウム130mg
カルシウム128mg
鉄3.2mg
マグネシウム64mg
亜鉛2.3mg
ビタミンA 105μg
ビタミンD 1.5μg
ビタミンB1 0.58mg
ビタミンB2 0.62mg
ナイアシン7.0mg
ビタミンB6 0.43mg
葉酸64μg
ビタミンB12 0.4~1.8μg
パントテン酸0.41mg
ビタミンC 59mg
ビタミンE 1.0mg
30.4g(120kcal)
タンパク質24g
炭水化物3g
糖1g
脂質1g
飽和脂肪0.5g
コレステロール35mg
ナトリウム50mg
カルシウム130mg
鉄分0.7mg
カリウム210mg
特徴タンパク質量が高い。ノンフレーバーあり、全6種類。タンパク質量がとても高い。ビタミンを高配合。独自素材パワーペプチドとグルタミンペプチドを配合。11種のビタミン+4種のミネラル。コストパフォーマンス良し。カロリーは高め。★管理人も利用中

まとめとして

本気で体を大きくしたい、プロテインの効きを実感したいというならば、最低でも1日に(プロテインのタンパク質量)90g程度を2ヵ月は続けてみてください。その上で、このプロテインは自分に合っているのか合っていないのかの判断をするのが良いと思います。

体感的にプロテイン自体はわるくはないが、思ったよりも体や筋肉が大きくならないと感じたら、量やタイミングなどを調整しても良いかと思います。

それなりの量を飲むと、やはりコストパフォーマンスは重要になってきます。プロテインでのタンパク質摂取はとても楽ですが、普段の食事からタンパク質が十分に摂れていればそれに越したことはありません。食事でのタンパク質を意識的に増やし、プロテインの量を増やしすぎないのもポイントです。




プロテインの飲み方、タイミングに関してはこちら